出雲【3】古代出雲歴史博物館で感じる巨大信仰
伊勢と出雲の違いを肌で感じたい 歴女たる者、「天照大御神を祀る伊勢と大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る出雲の違いを肌で感じずにやり過ごすことはできない」と出雲までやってきた。...
View Article【Niseko】ニセコ東山花の丘ひまわり畑
Higashiyama Flower Hills, Hokkaido If you’re going to be taking a Summer drive through Niseko, there is a place I recommend you stop over. The “Higashiyama Flower Hills” adjacent to the Takahashi Farm...
View Article出雲【4】観光タクシーで回る神々の海岸線
八雲立つ出雲の国は神の国、神話の国 「出雲の神々の海岸線」…と勝手に呼ぶが、そこは“神在月に神々が上がってくる海岸” 稲佐の浜 (いなさのはま) をはじめとする日本神話の舞台にもなっている場所だ。...
View Articleアレクサンドル・デュマ【3】フランス偉人の霊廟パンテオンに再埋葬される
Le Panthéon:パンテオン ソルボンヌ大学など名門校が建ち並ぶパリ5区カルチエ・ラタンを歩いていて、突然ギリシャのパルテノン神殿のような建物が現れたら、それはフランスの偉人たちが眠るパンテオンである。...
View ArticleSheet of Stamps: Japanese stamps
Japanese postage stamps are beautiful, exotic and oriental design. I love Ukiyoe and Nihonga (Japanese-style paintings). The great works are usually sold as commemorative stamps at post office. It is...
View Articleさっぽろオクトーバーフェストでドイツを味わう
さっぽろオクトーバーフェスト2015 ドイツのミュンヘンで開催されるオクトーバーフェストの雰囲気を楽しめるイベントが今年も行われた。ミュンヘンと姉妹都市を結ぶ札幌の大通公園がその場所だ。 ちょうどシルバーウィークにぶつかるということもあり、そこそこ盛り上がっているのではないかと期待して、連休のある日、会場の大通公園1丁目、テレビ塔の1階へと足を運んだ。...
View Article【大神神社】大和の国の一之宮にして、我が国最古の神社
「大神神社」と書いて「おおみわじんじゃ」と読む 「大神」は通常「おおかみ」と読むはずなのに、奈良県桜井市の三輪山(みわやま)にあるこの神社は、「大神神社」と書いて「おおみわじんじゃ」と読む。 なぜそのような読み書きになったのかは後に語るとして、まことに神格の高い神社であることがわかるだろう。 拝殿 ご由緒には以下のように記されている。...
View Article【夷酋列像】アイヌの首長を鮮やかに描いた肖像画
「夷酋列像」(いしゅうれつぞう)にみるアイヌのビジュアル 「夷酋」という言葉は現代では何者にも充てることのない文字である。 征夷大将軍の「夷」、蝦夷の「夷」、攘夷の「夷」。「夷」は「えびす」や「えみし」とも読む。...
View Article鮭が北海道に帰って来なくなる?富山に寒ブリが来なくなる?
温暖化による海水温上昇で鮭が北海道に寄りつかなくなっている? 北海道での鮭の漁獲量がガクンと減っているそうだ。それも、ここ数年でガラっと。 2015年のシルバーウィークで北海道に帰省した際、ニュース番組で取り上げているのを見て、恐ろしくなった。なんと、鮭やホッケの漁獲量が例年の3分の1以下という地域も出てきている。...
View Article【厳島神社】世界で唯一の海に浮かぶ神社を見たければ、満潮時間を調べて行くべし
世界で唯一、海に浮かぶように建てられた神社 広島県の宮島にある厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、世界で唯一、海に浮かぶように建てられた神社である。 厳島神社は、原始宗教のなごりで、島全体が神の島として崇められていたため、陸地では畏れ多いと海中に社が建てられた。 Englishi>>Itsukushima Shrine...
View Article京都の桜 2016 祇園白川、蹴上インクライン、疎水、そして哲学の道
京都東山の桜ウォークを選ぶわけ 元京都市民で、一時期京都への取材を頻繁にしていた天野川。桜満開期の平日にスケジュールがぽっかり空いた。「そうだ、京都へ桜を見に行こう!」十年ぶりに京都の桜を見ようと思い立った。 京都は通常でも混んでおり、土日となると人だらけ。特に桜と紅葉のシーズンの祝日は、とんでもない人混みの中を歩かねばならないとあって、観光はとんとご無沙汰していた。 岡崎疎水の十石船...
View Article中世のお城の物語―貴族の政略結婚のはなし―
中世の貴族に恋愛結婚は許されない 西洋では中世に限らず、ほんの少し前まで自由な結婚はほとんど存在しなかった。特に貴族の世界では結婚こそが血のパイプである。もっとも大きな話でいえば国同士の関係さえもが決定づけられるのが婚姻。...
View Article北海道の湖と夏のカヌー体験
人生初カヌーをしに夏の洞爺湖(とうやこ)へ あるアクティブな友人が、北海道旅行をしたとき、真冬の洞爺湖(とうやこ)を訪れ、専門の方にお願いしてウォーキングガイドをしてもらった体験を話してくれた。 「え?洞爺湖に行ったの?珍しいね。しかも真冬って、考えたこともないなぁ。温泉ならわかるけれど」 「でも、すごく良かったよ。ガイドさんが面白い人で。夏はカヌーを教えてるって」...
View Article箱根【3】箱根神社は関東屈指のパワースポット…して、そのご利益は?
箱根神社のご利益とは 名だたる戦国武将が信仰の対象とした箱根神社は、関東で屈指の霊験あらたかな神社、勝負の神として今もその地位はゆるぎないようだ。 実際に祈祷を受けてみて一番感じたのは、皆さんの「真剣度」が違うということである。心から信仰している姿がそこにあった。(祈祷については後述する)...
View Article能登半島【1】伝!ご先祖は平家の落人
ご先祖が「平家の落人だ」という人はチラホラいる ワタクシ、天野川の父方のご先祖は「平家の落人」という話である。 「平家の落人」とは、平安末期に「平家でなければ人にあらず」という栄耀栄華を極めてから、あっという間に源平の合戦で敗れ、源氏の平家狩りから逃れ逃れて身をやつし、ど田舎で隠れながら暮らした人々のことなのだが…。「ウチも!」「知り合いもそうだ」という方も多いかもしれない。 平家家紋 丸にあげは蝶...
View Article能登半島【2】白米千枚田 紺碧の日本海を見ながら棚田米おにぎりを味わう
紺碧の日本海と棚田の美 もう何年も前から棚田の撮影をしたくて、あちこちの棚田や千枚田への旅行を計画してきた。 候補地のひとつとしてあったのが能登半島の白米千枚田(しろよねせんまいだ)だ。日本海に面した傾斜地に千枚の棚田。 私はご先祖が奥能登に住んでいたこともあり、白米千枚田に行くことに決めた。訪れたのは、枯れた草ばかり、早春3月末の、何もない棚田だった。...
View Article城とは【1】奪い奪われる”切り取り強盗”が隣り合う時代の象徴的建造物
城とは動乱の世の記念物 「切り取り強盗は武士の習い」という言葉を知ったのは、歴史小説家・山岡荘八の傑作『徳川家康』での中であった。 意味は、下剋上の奪い奪われるの時代の武士の姿そのまま。 切り取り強盗の世の中を変えるために、家康が直面した数々の試練物語の中に、城と乱世の姿もリアルに描かれている。 隣人も親族も信用できず、なんでも力ずくで手に入れた戦国時代。いつも泣かされるのは女子供であった。...
View Article城とは【2】大坂城は“殺気の城” 真田幸村ほどの男が大坂方に味方した不思議
池波正太郎の『真田太平記』で描かれる真田幸村 私は常々、「なんで真田幸村ほどの思慮深そうな男が豊臣側に付き、負ける戦をしに大坂城へ入っていったのだろう」といぶかっていた。 池波正太郎の大ファンである私は、真田一族を描いた大ベストセラー小説『真田太平記』を好んで2度も読んだ。ところが、話としては痛快で面白いのだが、どうしてもしっくりこないのである。その1点に関して。...
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